当事務所も2022年の業務がスタートいたしました。
旧年中はご縁があり、仕事をご一緒させていただいた皆さまには大変にお世話になりました。
年を跨いでの継続プロジェクトも多く、本年もよろしくお願いいたします。
昨年2021年は、新型コロナ禍の影響も続いてはいましたが、2020年と比較すると新しい方々との出会いや動きもあり、ものづくりの環境は厳しいながらも、次に向けてのはじまりを探り、試す、そんな変化を年だった様な印象でした。
当事務所が関わらせていただいたプロジェクトでも、現時点では公開できないものばかりですが、クルマ・モビリティ関連や中小製造業製品開発という従来の分野に加え、伝統工芸の職人さん達が新規市場を開拓するための新製品開発サポートというプロジェクトに関わらせせていただくことになり、新たな刺激やインプットも多い1年でした。
とはいえ、ものづくり(製造業)の環境はまだまだ良くない印象です。当事務所の顧客先の企業様でも、せっかく受注が伸びてきていた新商品が、部品調達の問題から新規受注を受けらられなくなってしまったとか、同様に部品供給の問題から、やむを得ず2021年も月に数日の休業を余儀なくされているというお話を聞きました。
当事務所が携わる現在進行中のプロジェクトでも、使用予定の電子部品の製造メーカーが突然生産スケジュールを変更したことからいつ入手できるか解らない様な状況になったり、といったことも経験し、まだまだ厳しい状況にあることも感じます。
とはいえ、昨年の 『新年のご挨拶』 エントリーでは願望も込めて書いた 【Re~】の年にという流れは、2021年に感じた芽を育てつつ2022年も引き続き変化を起こすところに関わっていきたいところです。
新しい年が皆様にとって幸多き1年となりますよう心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
KH-iD / 林田 浩一
新型コロナ禍以降、積極的な移動がまだできない状況であるからこそ、『人(個人)の移動』 というテーマに対しては(押し売り気味なものも含め)、なぜ自分が積極的に関わっていくのかということを改めて思い返す時期でもありました。2022年の年賀状はそんなことも思いつつ。。。
市販製品だったり先行開発だったりの差はありますが、高齢者向けの補講支援デバイスや車いすからホビーに特化したスーパーカーのカスタマイズと、アイテムとしては関連無さそうな【移動ツール】に関わってきましたが、ユーザーの根底には共通するものがあると思いながら毎回開発プロジェクトに関わってきてるんですよねぇ。2022年も新しいプロジェクトと出会いたいものです。