BLOG ドリームにこそバリューがある

製品を愛着商品にしていくための『余白』

久しぶりに、アイティメディアのものづくりポータルサイト「MONOist(モノイスト)」での連載コラム、「クルマから見るデザインの真価」に記事を書きました。

今回の題材はマツダのロードスター。言わずと知れたライトウェイトのオープン2シーターのスポーツカーです。日本の多くの自動車メーカーはスポーツモデルを作ったり止めたりを繰り返す商品となっていますが、マツダは1989年に初代ロードスターを発売して以来、景気動向にかかわらず作り続けています。

ロードスターを、景気動向や業績状況に関わらず作り続けているというのは経営上の意思な訳ですが、それ以外にもユーザーが手を加える『余白』があるところも、長く愛着を持って関わる多くのユーザーの獲得につながっているのでは感じています。そのあたりの話し記事に書きました。

 

◆『クルマから見るデザインの真価』について

このコラムは、クルマを題材にデザインについてのお話しを書くコラムですが、(見た目の)デザインがカッコイイとかカッコ悪いとかを評論するコラムではありません。MONOist は『ものづくりポータルサイト』を標榜するメディアなので、エンジニアを中心にものづくりに関わる読者が多いことを想定し、読みやすいクルマをお題にしつつ、クルマのみでなく、あらゆるものづくりにおいて『デザインを上手く活用することでできること』を考えてもらい、製品の範囲だけでなく商品をつくるということに視点が広がるきっかけになればいいなぁと思っています。

→ クルマから見るデザインの真価:これまでの記事一覧

 

 

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