2年ごとに開催される東京モーターショーが、お台場の東京ビッグサイトで始まりました。今年のショーテーマは、「世界にまだない未来を競え。」“Compete! And shape a new future.”が掲げられています。
今回もアイティメディアのMONOistさんで記事を書かせていただくことから、ワタシは11月20日(水)のプレスデーの日に出掛けて来ました。
ぐるっと歩いてみると、2年前の前回よりはどのブースも何となく明るい雰囲気。但し今回もまた海外勢は昔と較べると出展少なめで、ハイエンドの高級車やスーパーカー、イタリア車メーカー勢やアメリカ車メーカー勢といった出展はなく、日頃滅多に見ることが出来ないようなクルマも見れるという、お祭り的な華やかさというところでは少し寂しいところもありました。
出展する側からすると、会場で商談できる訳でもない東京モーターショーは費用対効果が薄いということなのでしょうが、世界各地のモーターショーの中での注目度が変化してきていることは間違いないことでしょう。かつてのトリノのモーターショーのように消えゆくことはないのでしょうけれど、今後の東京モーターショーはどういう方向へ進んでいくのかなぁ、ということは感じます。
そんなコトも感じつつも、MINIが新型をワールドプレミアしたり、BMWがどーんとi8とi3を並べてるのを眺めつつ、さりげに裏手(?)に置いてあるM4を見て、ん~…と思ったり、コペンのところでは懐かしの元同僚が説明員をやっててビックリな再会して近況を交換したり、他のブースでも「お久しぶり」やら、通路で会って「どうもどうも」なんてのもありつつ、ざっと会場を回っているだけで、あっという間に1日終了。ビッグサイトは都心に近いということではいいけど、モーターショーのように一つのイベントを施設全体で行うには、東西に分かれた作りの展示場は、見易いとは言えませんね。
だいぶ 『立派』 になったMINIが初公開。結構な人だかりでした。
こちらも常に多くの人がいた、S660とNSXの舞台前
各ブースで気になるものは自分でも写真を撮り、同時にプレス資料も頂くのですが、今時は昔のように、膨大な紙の冊子やらポジフィルムやらということはなく、データの入ったUSBメモリー、CD/DVDディスク、専用のサイトにアクセスして自分でダウンロードしてね、といった感じでの供給となってきています。ここの各社ごとの違いにも興味深いものがあります。
広報資料の入ったUSBメモリー色々。汎用品からオリジナル形状まで色々。
さて、これから各社の資料にも目を通しながら、記事執筆の方向性を組み立てていきますかね。
※記事は、アイティメディアのMONOistの中のオートモーティブフォーラムへ掲載予定です。掲載されましたらこちらでまた紹介いたします。
※そういえば、前回2年前のモーターショー記事はこんなの書いたのでした。【2011年MONOist記事 →】
林田 浩一
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